メッセージ / Message

代表取締役社長
貞廣一鑑

グッドバランスのうえに成り立つ環境は、
ゆるぎない結束と約束をもって機能しています。

シゴトとアソビ(Business and Play)、組織と個人(Organization and Individual)という関係性は、どちらのサイドも未来へ羽ばたく可能性と魅力を有しています。その一方で相反関係ゆえの対立構造、非融合性などを生み出します。しかし暮らしにはどちらも存在しなくてはならない必須アイデンティティーです。わたしたちは日々、そのグッドバランスを希求しています。

いちばん大切にしているのは「その人らしさ」。多種多様な人が集まり、そのバランスで成り立っているのが企業です。同僚、上司、部下、取引業者さますべて一人の人を大切にすること。一人ひとりが自身に備わる個性や強みを生かしながら、弱みは周囲のみんなが補っていく。その精神の根幹である、「WITH」を社是とし、会社、個人(個々の社員・スタッフ)の成長と、さらには地域社会への貢献にも繋がっていくことを目標に常にチャレンジしています。「WITH」は、あなたのすぐ隣にいる人を自分自身と同じように愛そうという同義語としてとらえています。自分と同じように愛することは、その相手のために考え抜いて行動することです。隣にいる人とは、お客さまであり、企業、すべての社員、スタッフです。けっして利益優先ではない、人と人とが笑顔で向き合える関係を築くために、「Love your neighbor as yourself」を経営理念に据えています。ビジネスは役割であり、約束であり、創造することです。ビジネスとアートを冠した社名はこの社是と経営理念に基づき命名しています。

わたしたちが働く環境は店舗という概念で捉えていません。「あなたを上映する / Make a Cinema Day」というスローガンのもとに、シネマのような日を創ることに全スタッフは取り組んでいます。何気ない一日さえも人生という映画なのです。お客さま、あるいはお客さまとスタッフの一瞬、その一瞬の貴重な出会いと時間の数々のシーンが積み重なり、ストーリーとなりやがては人生として紡がれていきます。かけがえのない人生のシーンを鮮やかに映し、独自の文化をお客さまとともに創造すること。それがわたしたちのマインドです。

ストレスフリーで人財水平構造を推進する、
エディトリアル・ビジネス。

ビジネスのフィールド(事業領域)は飲食がメインですが、わたしたちは飲食事業という視点ではまったく捉えておりません。社会環境に即応した人材構造の編成最適化と、時代、マスマーケットの要求に即応するスマートなエディトリアル・ビジネス(編集事業)を行っております。

飲食業界の人財構造は、しきたり、伝統、徒弟制度、体育会系など限りなく上下(縦)関係で成り立ち、仕組み、規律やルールを固定化して成長してきました。
その“変わらない価値基準”の中で“選ばれた人財”のみが生き残り、溢れた人財、スポイルされた人財は行き場を失っています。スポイルされた人財は、従事する責務を負いながら才能開花につながるファクターと適応性を、個々の意識の有無に関わらず、企業と人が相互に摘み取っているのです。“変わらない価値基準”は、安心と安定をもたらすも、一方で、挑戦にブレーキを踏ませるネガティブな思考を堆積化させます。時代の価値観が加速度的に変貌を遂げる中、既存の構造に収まりきれず、一部で才能を発揮するチャンスが失われていることは否めません。企業の合理性、利益だけを考えた価値観の押し付け、欺瞞、傲慢、自己満足は必ずどこかに歪みがでます。その結果、ゲストも、スタッフもいやな気持ちになることは誰にも歓迎されません。ゆえに、自社の豊富で固有なコンテンツが機能する環境で、人が育ち、人が成長できる国内のスタンダードとなる。エディトリアル・ビジネス(編集事業)が、“変わらない価値基準”をしなやかに変えて行き、才能を発揮したい人が活躍できるチャンスと環境を作っています。

就業形態は、正社員、契約社員、パートタイマー、アルバイターなど、企業と人が望む理想的な関係を築くことも、“最適化した価値基準”のひとつです。
“変わらない価値基準”環境を再編集することにより、現状の飲食、ブライダル、美容にとどまることなく、才能、能力、個性を生かせる、人が育つという旧来の垂直から水平へシフトした、あたらしい人財構造を構築、推進しています。立つフィールド(事業領域)は、 「Re_Culture」です。生活文化、食文化を現代のマスマーケットがのぞむ価値観にアレンジ、再生したうえで、出店場所、店舗開発、空間演出、コンテンツ開発、人財の配置、編成を行っています。「Re_Culture」は、それぞれの地域と日本が有する文化の大いなる恩恵を、すべてのお客様に独自の演出で構成。忘れられ消えゆく地域の食文化や劇場文化の本質を現代版に再編集して、マスマーケット(大衆)にわかりやすく、親しみやすく、どこにもない初めてのあたらしい空間がすでに機能しています。そこへアート(芸術)、サウンド(音楽)、ファッションなどの要素を注ぎ込み、独自のフィールドを構築しています。